チャートの裏側:ゲーム感覚の映画が好評
3週連続トップの「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、興行収入約80億5000万円を記録した(14日時点)。130億円突破もありえる。100億円以上なら、洋画アニメーションで6本目の快挙となる。今回重要なのは、ゲーム発のアニメが、数字を大幅に伸ばしたことだ。 ネット上などでは、「ゲームの特性を生かしていて面白い」との評価をよく見かける。これは、マリオらのキャラクターの動き、アクションなどが、ゲームの世界観を反映しているということだろう。話の展開はあるが、それ以上にゲーム感覚の楽しさを満喫させてくれる。 一方で、「作品に深みがあまりない」との意見も散見される。こちらは、話の起伏やキャ...