ヴィレッジ
2022年6月に他界した河村光庸プロデューサーの最後の作品。監督・脚本は、「新聞記者」(2019年)で、日本アカデミー賞最優秀賞3部門含む6冠など多くの映画賞を受賞した藤井道人。継承される負の遺産。学力格差から経済格差へとつながる貧困、強者が弱者を搾取する社会構造の歪みを浮き彫りにしたヒューマンサスペンス。閉鎖的な村社会を舞台に、能の演目「邯鄲(かんたん)」をメタファーとして、この世に生まれ、次の世代へと受け継がれていくものの物語を描いた。 運命に抗う主人公・片山優を演じたのは「流浪の月」(2022年)の横浜流星。藤井監督とは6回目のタッグとなる。優に生きる意味を与え、彼と共に自分の人生を取...
製作年 2023年 監督:藤井道人