ろっかく せいじ
1962年6月23日 生まれ
「コンビニエンス・ストーリー」は、ドラマ「時効警察」シリーズや「大怪獣のあとしまつ」などで独自の世界観を作り出してきた三木聡さんが監督と脚本を手掛け、映画評論家でプロデューサーのマーク・シリングさんが企画を担当した、奇妙で恐ろしい異世界アドベンチャー。 劇中に登場する人物はくせ者ばかり。主演の成田凌さん演じるスランプ中の売れない脚本家の加藤こそ普通だが、その恋人は女優でジグザグといい、すでに名前から変わっている。異世界のコンビニエンスストア「リソーマート」で働く人妻・惠子は前田敦子さんが演じており、どこか妖艶な雰囲気を醸し出している。その惠子の夫でありコンビニのオーナーでもある南雲は、胸に...
小俣絵里佳
2022.8.04
長野県御代田町(みよたまち)の有志らが、倉庫だった建物を手づくりで改装して1995年に作られた「カーリングホールみよた」。この実在する国内最古級の屋内カーリング場を舞台に、カーリングにかける高校生たちを描いた青春エンタメ作品。監督は、「超高速!参勤交代」(2014年)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞、「空飛ぶタイヤ」(18年)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞。『大コメ騒動」(21年)や「シャイロックの子供たち」(23年)など話題作を手掛けてきた本木克英。 本田望結、川口ゆりな、長澤樹、泉智奈津、白倉碧空ら注目の若手俳優たちが女子高生役を演じる。 本州最古のカーリング場が...
「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる深夜連続ドラマ「おいハンサム!!」を映画化。 伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と妻・千鶴(MEGUMI)の個性的な三姉妹=長女・由香(木南晴夏)、次女・里香(佐久間由衣)、三女・美香(武田玲奈)は、独立したものの、恋や仕事に悩み、人生に迷ってばかり…。幸せを見失いながら、もがき続ける三姉妹たちに、ちょっとウザいけど強いパパ・源太郎が贈る〝ハンサムな言葉〟が突き刺さる。 ©️ 2024映画「おいハンサム!!」製作委員会
江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔があった。腕の良い鍼医者の表の顔と、〝蔓〟と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを闇に葬る〝仕掛人〟の裏の顔だ。ある日、蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀・おみの(天海祐希)の仕掛けを依頼される。三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だった。梅安は料理屋を訪ね、万七の女中おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おしず殺しの依頼人はおみのなのか...殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知り...
美しい村には、ある噂がある――この村では人が喰われるらしい。警察官・阿川大悟が暴く、穏やかな日常に潜む“おそろしい”真実とは。全世界震撼のヴィレッジ・サイコスリラー。 R18+ 配信開始:2022年12月28日 配信:ディズニープラス (C)2022 Disney
スランプ中の売れない脚本家、加藤(成田凌)は、ある日、恋人ジグザグ(片山友希)の飼い犬“ケルベロス”に執筆中の脚本を消され、腹立ちまぎれに山奥に捨ててしまう。後味の悪さから探しに戻るが、レンタカーが突然故障して立ち往生。霧の中のたたずむコンビニ「リソーマート」で働く妖艶な人妻・惠子(前田敦子)に助けられ、彼女の夫でコンビニオーナー南雲(六角精児)の家に泊めてもらう。しかし、惠子の誘惑、消えたトラック、鳴り響くクラシック音楽、凄惨な殺人事件、死者の魂が集う温泉町……加藤はすでに現世から切り離された異世界にはまり込んだことに気づいていなかった。
辻村深月の小説を原作に、「覇権」=視聴率トップを目指すアニメ制作の現場を描く。新人監督の瞳(吉岡里帆)は張り切りすぎて、現場がギクシャクし始めた。ビジネス最優先のプロデューサー、行城(柄本佑)は無理な要求で瞳を振り回す。一方、同じクールで放送されるアニメを担当する天才監督、王子(中村倫也)は行方不明に。プロデューサーの香屋子(尾野真千子)は窮地に追い込まれた。
ウエディングプランナー中越は、彰人と遥の担当となった。彰人と遥は式のスピーチや余興の段取りなどに頭を悩ませながら、準備を進めていく。当日、上司のスピーチは予定時間を大幅にオーバー、遥を奪還しようとする元恋人裕也や謎の男も登場して、披露宴は大混乱する。
元ヤクザで殺人罪で服役していた三上正夫(役所広司)が出所する。「6犯10入」、人生の大半を刑務所で過ごした三上は今度こそ更生を誓う。生き別れの母親を探したいと、三上は自分の経歴を描きためた「身分帳」をテレビ局に送り、目を留めたプロデューサーが作家志望の青年、津乃田(仲野太賀)に取材を依頼する。三上は世間の冷たい風当たりに苦労しながら、身元引受人の弁護士やスーパー店長、社会福祉事務所の職員らに支えられてまっとうに生きようと格闘する。佐木隆三のノンフィクション「身分帳」を元に映画化。 ©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会