チャートの裏側:「第3弾」もあるかも
続編が製作されるのは意外だった。「翔んで埼玉」の第2弾である。大ヒットした前作は、「ダ埼玉」の埼玉県(人)に対する自虐的な笑いが受けた。ただ、このネタは2回目はきついだろう。すでに手の内を見せている。笑いはパターン化する。ただ、また受けてしまった。 琵琶湖がある滋賀を第2の埼玉に設定した。これが二番煎じを、かろうじて免れた理由だ。加えて、大阪、京都、兵庫対滋賀、和歌山、奈良という「戦い」の構図を持ってきた。前作の関西版である。こう書くだけでバカバカしくなってきたが、そういう作品だから仕方がない。 東京都内のシネコンで見たのだが、あまり笑えなかった。「とび太くん」など、滋賀ネタに親しみがわか...