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  「ＥＵフィルムデーズ２０２３」　6月2日から東京・国立アーカイブなど全国4カ所で開催

  欧州連合（ＥＵ）各国の最新の話題作、秀作を集めた「ＥＵフィルムデーズ２０２３」が６月２日、東京・京橋の国立映画アーカイブで開幕する。日本未公開の作品を中心に、なかなか見ることができない国の最新作もそろえたヨーロッパ映画の大規模な特集上映だ。今年は開催20周年の節目となり、昨年に続きＥＵ加盟全27カ国が参加。東京・京都・広島・福岡の４会場を巡回する。今回は昨年加盟候補国となったウクライナの「ルクセンブルク、ルクセンブルク」など２作品を特別上映するのも目玉の一つ。ＥＵ加盟前の国の作品を上映するのは極めて珍しい。 世界中の人たちに共通するテーマ 今回のコンセプトは「映画でつながる、ヨーロ...

  

  鈴木隆

  PR パンドラ

  2023.5.31

  • ＥＵフィルムデーズ２０２３
  • イニシェリン島の精霊
  • ウクライナ

関連映画情報

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  パリ 05:59

  午前4時27分から5時59分までをリアルタイムでスリリングに描くスタイリッシュなロマンスドラマ。2016年ベルリン国際映画祭テディ賞観客賞を受賞。日本では「第25回レインボー・リール東京～東京国際レズビアン ゲイ映画祭～」で上映された。 パリの夜。セックスクラブで出会ったテオとユーゴーはその場で情熱的に愛を交わす。その後、パリの街を自転車で仲良く走る２人だったが、ヒューゴがHIV陽性であることが判明。２人のロマンスの行く先は、思いもよらない展開が待っていた。...

  製作年 2015年 監督：オリビエ・デュカステル 監督：ジャック・マルティノー

  • ジェフリー・クエット
  • マリオ・ファンファーニ
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  フォービア２／5つの恐怖

  「フォービア／４つの恐怖」（2008年）のヒットをうけて製作され、前作を超える大ヒットとなった5話構成のオムニバス・ホラー。前作から引き続き「女神の継承」（2021年）のバンジョン・ピサンタナクーン、「セブン・サムシング」（2012年）のパウィーン・プーリジットパンヤー、「心霊写真」（2004年）のパークプム・ウォンプム、さらに「フェーンチャン ぼくの恋人」（2003年）の監督の1人であるソンヨット・スックマークアナンと、「フリーランス」（2015年）や「カウントダウン」（2012年）など、数々のヒット作をプロデュースし、前作と今作の製作総指揮でもあるウィズート・プーンウォララックが加わった。...

  製作年 2008年 監督：バンジョン・ピサンタナクーン 監督：パウィーン・プーリジットパンヤー 監督：ソンヨット・スックマークアナン 監督：パークプム・ウォンプム 監督：ウィズート・プーンウォララック

  • ジラーユ・ラオーンマニー
  • ニコル・テリオー
  • レイ・マクドナルド
  • アパシリ・ニティポン
  • シー・チャットパウィー
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  フォービア／４つの恐怖

  「女神の継承」（2021年）のバンジョン・ピサンタナクーン、「ゴースト・ラボ：禁断の実験」（2021年）のパウィーン・プーリジットパンヤー、「アタック・ナンバーハーフ」（2000年）のヨンユット・トンコントーン、「心霊写真」（2004年）のパークプム・ウォンプムのタイを代表する4人のヒット・メーカーが集結した4話構成のオムニバス・ホラー。2009年スパンナホン賞で最優秀編集賞を受賞。 「真ん中の人」（監督：バンジョン・ピサンタナクーン） ジャングルの奥地へキャンプに出掛けた４人の若い男たちが、夜にテントの中で怖い話をして楽しんでいる。「もしこの中で誰かが死んだ場合どうするか？」という話にな...

  製作年 2007年 監督：バンジョン・ピサンタナクーン 監督：パウィーン・プーリジットパンヤー 監督：ヨンユット・トンコントーン 監督：パークプム・ウォンプム

  • アピンヤー・サックジャルーンスック
  • ライラ・ブンヤサック
  • ナッタポン・チャートポン
  • ニティワット・タラトーン
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  カウントダウン

  「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」（2017年）、「プアン／友だちと呼ばせて」（2022年）のバズ・プーンピリヤ（ナタウット・プーンピリヤ）が2012年に発表した長編監督デビュー作。2013年スパンナホン賞で脚本賞・編集賞・男優賞を受賞。 ニューヨークに住むタイ人の3人の若者が、正月パーティを計画。新年のカウントダウンを最高の気分で迎えるために、ジーザスと呼ばれる麻薬の売人にアパートにヤクを届けてもらおうとする。しかしそれは、悪夢の始まりになる。...

  製作年 2011年 監督：バズ・プーンピリヤ

  • パチャラ・ジラーティワット
  • デビッド・アサバノンド
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  ブラザー・オブ・ザ・イヤー

  監督は、「フェーンチャン ぼくの恋人」（2003年）の共同監督をつとめたのち、単独監督デビューし、本作が長編4作目となるウィッタヤー・トーンユーヨン。韓国のアイドルグループ2PMのニックンがモジ役を演じている。 さえない兄シャットと才媛の妹ジェーンは、なにかと比較される兄妹。シャットはジェーンに悪い虫が付かないようにチェックを入れているが、ジェーンは 兄に内緒で タイ人と日本人の間に生まれた青年モジとの結婚準備を進めている。しかし、ある時そのことを兄が知り…。...

  製作年 2017年 監督：ウィッタヤー・トーンユーヨン

  • サニー・スワンメーターノン
  • ウッラサヤー・セパーバン
  • ニチクン・バック・ホラウェーチャクン
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  フェーンチャン　ぼくの恋人

  監督・脚本は、6名の映画制作集団「365フィルムズ・プロダクションズ」。日本でも話題となった「すれ違いのダイアリーズ」（2016年）を監督したニティワット・タラトーンも所属する。本作がタイで記録的ヒットとなり、映画事業会社GDH（ GDH 559 Company Limited ）設立のきっかけとなった。 タイのバンコクで働く青年ジアップは、母親から幼馴染のノイナーから結婚招待状が届いたという知らせを受ける。ジアップとノイナーの家は、ほぼ隣同士で別々の理髪店を営んでいて、2人は幼少期からいつも一緒に過ごしていた。やがて、小学校で男の子と遊ぶようになったジアップは、ガキ大将のジャックの...

  製作年 2002年 監督：365フィルム・プロダクションズ

  • チャーリー・タライラット
  • フォーカス・ジラクン
  • チャルームポン・ティカマポーンティラウォン
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  発狂する現代史 Part1

  「新感染 ファイナル・エクスプレス」（2016年）のヨン・サンホ監督がプロデュースを手掛けたエロティック・アニメ・シリーズ。監督は、「フェイク〜我は神なり」（2013年）のラインプロデューサーや「豚の王」（2011年）の作画監督などを務めたホン・ドクピョ。声の出演は、「新しき世界」（2012年）や「ブーメランファミリー」（2013年）、「国際市場で逢いましょう」（2014年）など、100本以上の映画・ドラマに出演するチョン・ヨンギが 主人公ヒョンデを演じ、 キム・ギドク監督の「メビウス」（2013年）で、息子の性器を切り取る母と快楽を与える女の２役を演じたイ・ウヌが、 ミンジュ役とナレー...

  製作年 2013年 監督：ホン・ドクピョ

  • チョン・ヨンギ
  • イ・ウヌ
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  ヤマドンガ

  「ＲＲＲ」（2022年）や「バーフバリ」２部作（2015年、2017年）のS.S.ラージャマウリ監督が、「ＲＲＲ」のN.T.ラーマ・ラオ・ジュニアを主演に迎え、2007年に発表した６作品目の監督作。原案・共同脚本は監督の父で「ＲＲＲ」や「バーフバリ」２部作、「マガディーラ 勇者転生」（2009年）でもタッグを組んだ、K.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード。 ラジャ（N.T.ラーマ・ラオ・ジュニア）は、ケチな泥棒で身を立てているが、ある日、富豪から引き受けた高額の仕事の途中で暴漢に追われる女性マヒ（プリヤーマニ）を助ける。しかし、ラジャの依頼主が報酬を支払う前に死んでしまい、ラジャは閻魔大王（...

  製作年 2006年 監督：S.S.ラージャマウリ

  • N.T.ラーマ・ラオ・ジュニア
  • モーハン・バーブ
  • プリヤーマニ
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  ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう

  監督は、ジョージア出身の新星アレクサンドレ・コべリゼ。本作がドイツ映画・テレビアカデミー（DFFB）の卒業制作作品。2021年の第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にも選出された。音楽は監督の兄弟ギオルギ・コベリゼ、劇中に登場する映画監督とカメラマンはコベリゼ監督の両親が演じている。1組の男女にかけられた恋の魔法と永遠に会えない呪いを、とぼけた味わいと温かな手触りで描くラブストーリー。 通勤中のリザが落とした水色の表紙の本を拾ってあげるギオルギ。たった数秒、言葉を交わしただけの2人が夜の道で再会する。偶然の出来事に、明晩8時に白い橋を見渡せる川沿いのカフェで会う約束だけして別れる。...

  製作年 2020年 監督：アレクサンドレ・コベリゼ

  • ギオルギ・アンブロラゼ
  • オリコ・バルバカゼ
  • ギオルギ・ボチョリシビリ
  • アニ・カルセラゼ
  • バフタング・パンチュリゼ
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  北 （ノルテ） ― 歴史の終わり

  フィリピンの社会・政治を背景に、ドストエフスキーの「罪と罰」をモチーフとした人間ドラマを、ラブ・ディアス監督が長回しで描く。日本初配信。 フィリピン北部のイコロス州の街。「世の中の悪は抹殺すればいい」と極論を主張する優秀な法学生であるファビアン。一方、貧しい暮らしのホアキンは脚に怪我をして、家族を養うこともままならない。ホアキンの妻は金貸しを営む中年女性を頼るが、金貸しは貧困者に非情な態度を取り続ける。ファビアンは自分なりの正義を貫き殺人を犯すが、その疑いは無実のホアキンに着せられてしまう。 配信開始：2023年2月17日 配信：JAIHO...

  製作年 2012年 監督：ラブ・ディアス

  • シド・ルセロ
  • アンジェリ・バヤニ
  • アーチー・アレマニア
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  ノーバディーズ・ヒーロー

  第62回カンヌ国際映画祭「監督週間」に出品された「キング・オブ・エスケープ」（2009年）や第66回カンヌ「ある視点」部門に出品された「湖の見知らぬ男」（2013年）で独自の地位を確立しているアラン・ギロディ監督最新作。日本初配信。 フランス中央部の美しい街、クレールモン＝フェラン。独身のシステム・エンジニアのメデリックは、中年娼婦のイザドラに一目ぼれし、無料でセックスをしようと口説く。一方、街の中心部でテロ事件が発生、メデリックはホームレスのアラブ系青年を自宅にかくまうが、建物の住民たちの間で意見が割れる。イザドラには彼女の商売を認めていながら嫉妬深いという厄介な夫がおり、彼はメデリックの...

  製作年 2022年 監督：アラン・ギロディ

  • ジャン＝シャルル・クリシェ
  • ノエミ・ルボブスキ
  • イリエス・カドリ
  • ミシェル・マジエロ
  • ルノー・リュットン
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  プレイ

  「ザ・スクエア 思いやりの聖域」（2017年）と「逆転のトライアングル」（2022年）で、２作連続でカンヌの最高賞パルムドールを受賞したリューベン・オストルンド監督の2本目の長編監督作品。実際の事件をベースに、格差社会や移民問題を描き、正論の危うさや人間の脆さを映し出した。第24回東京国際映画祭で監督賞を受賞。日本初配信。 スウェーデン第２の都市、ヨーテボリの大型ショッピングモール。たむろする複数の黒人の少年たちが白人の少年たちに付きまとい始め、携帯を見せろと話しかける。盗まれた携帯ではないかといいがかりを付けて自分たちのペースに巻き込んでいく。暴力は使わず、「良い刑事／悪い刑事」的に役割を...

  製作年 2010年 監督：リューベン・オストルンド

  • アナス・アブディラフマン
  • セバスティアン・ブリカート
  • ヤニック・ディアキテ
  • セバスティアン・ヘグマール
  • アブディアジズ・ヒロウレ
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  おひとりさま族

  カード会社の電話相談窓口で働くジナ（コン・スンヨン）は、顧客対応完璧な優秀社員。ただ彼女は職場でも私生活でも他人との面倒な付き合いを極力避けていた。だが、隣に越してきた新たな隣人の行動で自分の生き方を見直しはじめる。...

  製作年 2020年 監督：ホン・ソンウン

  • コン・スンヨン
  • チョン・ダウン
  • ソ・ヒョヌ
  • キム・モボム
  • キム・ヘナ
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  最善の人生

  イム・ソラの同名小説を原作に、18歳の女性3人の友情や挫折、スクールカーストといった複雑なテーマを繊細な感性で描き国内外で高い評価を得た。...

  製作年 2019年 監督：イ・ウジョン

  • パン・ミナ
  • シム・ダルギ
  • ハン・ソンミン